リオオリンピックで体操個人総合銀メダルに輝いたオレグ・ベルニャエフ選手。
内村航平選手と最後まで、金メダルを争っていました。
オレグ・べニャエフ選手が、銀メダルを取った後の会見で、内村航平選手へ向けられたメディアの質問に怒りのコメント!!
そんなイケメン、オレグ・べニャエフ選手について調べてみました。
目次
オレグ・べニャエフ選手のプロフィール

出典:http://image.search.yahoo.co.jp/
生年月日:1993年9月29日(22歳)
出身地:ウクライナ(2014年2月から分裂状態)
主な個人総合成績:2014年11月 W杯ドイツ大会 優勝
2014年12月W杯 イギリス大会 優勝
2015年3月 アメリカンカップ 優勝
2015年4月 欧州選手権 優勝
2015年7月 ユニバーシアード 優勝
2014年、15年と出た試合には優勝しています。
これだけ優勝している選手ですから、内村選手と最後まで金メダルと争ったのも納得です。
内村選手もべニャエフ選手に対して「かなりすごい、底がしれない選手だなと思いました」とコメントしています。
練習状況は最悪、ウクライナ代表の苦労人

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ウクライナは2014年2月から国が分裂状態。
生まれ故郷のドネツクは戦地となってしまって、帰れない状況にあるといいます。
またウクライナの体操選手の練習状況はとても酷く、一流アスリートの環境と思えるものではありません。
国から体操競技選手への支援はほとんどなく、練習器具は壊れていて、それを補強し使用している状態。
国から出る給料も月に100ドル程度しかでません。
その結果、他の優秀な体操選手は、国籍を移す選手が後をたちませんでした。
これでは、普段の生活もままらないですし、遠征費なども一切でませんよね。
その為、べニャエフ選手はより多く国際大会に出て、優勝をし資金を得なければならなかったといいます。
そんな中、べニャエフ選手は祖国であるウクライナに残り練習、ウクライナ代表として出場しました。
本当に苦労されているのですね。
一流アスリート選手は、すべての環境が整っていて当たり前だと思っていましたが、苦労して努力してるべニャエフ選手を心から応援したいと思いました。
内村選手への賛辞と海外メディアへの怒りのコメント!!

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リオオリンピックでは内村航平選手が最後の鉄棒の協議で逆転し、個人総合で金メダルを獲得しました。
その後のメダリスト会見では、海外メディアが「あなたは審判に好かれているんじゃないですか?」という質問が出ました。
内村選手は淡々と「まったくそんなことは思っていない。皆さん公平にジャッジをしてもらっている」と冷製に対応しています。
そんな中この海外メディアの質問に怒ったのが、最後の最後まで内村選手と金メダルを争ったベルニャエフ選手でした。
内村選手が答えてる際に、横から割って入り
「審判も個人のフィーリングはもっているだろうが、スコアに対してはフェアで神聖なもの。内村選手はキャリアの中でいつも高い得点をとっている。それは無駄な質問だ!!」
と言い放ったといいます。
素敵ですよね。
ライバルとしてずっと争い、苦労して練習を続けてきて、金メダルを取れなかった悔しさもあったでしょう。
その後の会見なのに、内村選手を絶賛し、海外メディアに対して怒りの回答をしていたのが、イケメンすぎると話題になりました。
この会見の様子を知った日本の視聴者から
「素晴らしい選手。応援したくなった」
「オレグ・ベルニャエフ選手のファンが日本で増えるね!」
「苦労してるみたいだから、是非寄付をしたい」
「ウクライナの大使館は募金の窓口を開設してくれないかな」
といった声が日本の方から出ています。
人柄を知った今、ますます応援したくなりますよね!!
まだ22歳との事ですので、4年後の東京オリンピックでは、日本代表の白井選手、加藤選手といい勝負を繰り広げてくれることでしょう。
ウクライナの情勢が安定し、練習環境の整った中で、平和に体操ができる日が1日でも早く来る事を願っています。
ウクライナへの寄付

出典:http://greenz.jp
「オレグベルニャエフ選手への寄付をしたい!」という方が多くいらっしゃるようですので、調べてみました。
現在、ウクライナへの寄付は大使館は行っておりません。
ウクライナ体操選手やオレグベルニャエフ選手個人への寄付は、今のところ行っていないようです。
【ウクライナ大使館】
住所:東京港区西麻布3-15-6
電話番号:03-5474-9770
オフィスアワー(大使館):9:30~12:30、14:15~18:45
(領事部):9:30~12:30
休日:土日、本国祝日は休館
お問い合わせ:ukremb@rose.ocn.ne.jp
募金などをしたいという方は、一度ウクライナ大使館へ問い合わせされることをおススメします。
また日本のNPO法人などの団体が、ウクライナで実際に被害を受けている一般市民に対しての寄付金を募っています。
リオオリンピックの体操器具がウクライナへ寄付!!

出典:https://ja.wikipedia.org
うれしいニュースが届きました。
先日、リオオリンピック男子種目別平行棒で、オレグ・べニャエフ選手が金メダルを取りました!!
本当におめでとうございます。
またリオオリンピックで使用された体操器具がウクライナへ寄付されることが決まり、17日同国のオリンピック委員会が公式ホームページで発表しました。
その寄贈には、ウクライナ出身で棒高跳びのセルゲイ・ブブカ氏が国際体操連盟の指導者と寄贈について合意したそうです。
現在、国際陸上競技会の副会長を務め、国際オリンピック委員会の理事にも再選されています。
壊れた練習器具を補強したり、直したりして使用していたので、決して安全で良い環境で練習しているとは言えません。
そこからリオオリンピックで使用した新しい体操器具が来まって、オレグ・ベルニャエフ選手も、他のウクライナの体操選手も大変喜んでいることと思います。
2020年東京オリンピックでの体操競技が益々楽しみになりましたね!!
まとめ
・オレグ・ベルニャエフ選手はウクライナ出身の22歳。
・2014年、15年に出た試合は優勝。
・ウクライナの練習環境は最悪、壊れた器具を補修しながら使用、国から出る給料は月々100ドル、支援もほとんどない。
・メダリスト会見の場で、内村選手に向けられた質問に対し、怒りの回答をしてイケメンすぎると話題に。