米沢の曳屋職人石川憲太郎が青森弘前城を動かした!曳屋とは?NHKプロフェッショナル仕事の流儀に出演

11月16日(月)22時~NHKで放送のプロフェッショナル仕事の流儀「曳屋(ひきや)職人・石川憲太郎」を放送します。

青森県の弘前城天守を建物ごと持ち上げて、4か月をかけて70m先に移動する世紀の大プロジェクトの責任者は我妻組(米沢市)取締役工事部長・石川憲太郎さん(40)。

職人を束ねて率いる、曳屋職人です。  


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石川さんの詳しいプロフィールは、一般の方の為、検索できませんでしたが、今年の秋のシルバーウィーク直前に石川さんのお祖母様がお亡くなりになったそうです。

今年の秋のシルバーウィーク中に市民や観光客向けのイベント「曳屋ウィーク」が開催されるので、作業の遅れは許されず、葬儀には出席できなかったそうですが、石川さんは「やり遂げるから見ていて!!」という気持ちで作業を続けたそうです。

職人さんのプライドと使命感を感じます。

 

曳家で弘前城天守移動を成功させた石川さんの会社をご紹介します!

【社名】株式会社 我妻組

【所在地】山形県米沢市成島町2-1-30

【TEL】0238-23-4297

【従業員数】20名

【曳屋工事実績】一般構造物移動(木造住宅・土倉・石造り・コンクリート造り・重量鉄骨造)、特殊構造物移動(重要文化財・神社・仏閣・巨木)

お家や蔵・神社をそのまま移動、高さ5mのお地蔵さまを70m移動させたこともあるようです。

素晴らしい技術ですね。

現代は歴史ある建物を現存させるより、壊して新しいものを作ることが多いように思います。

古いものを維持していくのもお金や技術などの面でも大変な苦労があるとは思うのですが、歴史的建造物や後世に残したい建物などを移築して保存していく事は大切だと思います。

  • 曳屋とは??工費はどれくらいかかるの?!

曳屋(ひきや)とは・・・建物を解体しないで、基礎を切り離しそのまま場所を移動させた後、基礎下の地盤補強対策を行い、再び基礎を打ち直して建物を元の位置にもどします。

<メリット>

・引越しする必要がないので、引越し費用・借家費用が不要 ・取り壊しが必要最低限のみ行うので、工事費用などの料金が抑えられる

・短い期間で施工でき、新築よりも費用が安い ・家の傾きを修正したりもできる  

<デメリット>

・施工途中の水周り・電気・トイレ・風呂などは簡易的な対応になる ・建物・地盤の状況により施工条件が変わる  

曳屋の費用は??(一例)

・【家屋移動】 1坪当たり3~10万+経費(宿泊費・交通費)などで約100万~約300万

・【家の修正】 約30万~約120万

・【家のかさ上げ】 約80万~約250万

専門の職人さんでないと出来ない仕事ですので、思っていた価格よりも安いのかも・・・ と思いました。

こちらは一例ですので、もちろん会社や規模などによって金額は違うと思うのですが、移築して保存したり、地震等の対策として基礎を打ち直すのには検討する価値は十分にあると思います。      


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  • 青森県弘前城の曳屋工事

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弘前城本丸の石垣が外側に膨らむ現象「はらみ」がみられ、大地震などが発生した場合、崩落する危険性があるので、弘前市が国の補助を受け、約20億円を投じて10年に及ぶ大改修をします。

石垣修理は弘前城の真下も行われるため今回、弘前城を移動するにあたり曳屋工事が開始されました。

天守台付近の石垣が完成して、戻すまでに約5年もかかるそう。 以前にも、崩落の危険があり、曳屋工事が行われたのは明治30年(1897年)に天守を西側に曳屋し、その後も修復工事が行われ最終的に完成したのは大正4年(1915年)のことだったそうです。

実に18年の歳月を要して、修復工事が行われたのですね!!  

  • まとめ

現在は天守を約70m、本丸の内側へ移動していて、展望デッキから天守曳屋工事の状況を見られます。

また平成28年4月1日~弘前城天守を移転先で公開し、天守台付近の石垣修理工事が終了したら再び曳屋して天守を元の位置に戻す予定だそう。

青森県へ旅行へ行く際は、この機会に是非訪れて、実際に移動している弘前城を見てみたいですね!

現在は職人のなり手が少なく、中々育たないことから後継者不足も懸念されています。

日本の曳屋技術を後世に残していくために、石川さんには今後も更なる活躍と後進の指導を期待したいです。


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